自然と共に

南陵の風景

健康講話「デートDV防止講座」

9月12日(金)、札幌人権擁護委員協議会の花田永恵様を講師にお迎えし、デートDV防止講座を実施しました。

講座では、デートDVに関する影像を見ながら、よりよい交際関係を築くためにはどんなところがよくないと思うかをグループごとにディスカッションしました。「こんなことされたら嫌だな」「こういうことは自分もやってしまっているかも」など、自分事として話し合い、意見も積極的に発表してくれました。

ディスカッション後、講師の先生より改めてデートDVを解説していただきました。近年問題となっている性的画像については、削除要請をしてもどこかで保存されているかもしれないこと、保存されているかもしれない恐怖心が続いてしまうことをお話いただき、生徒達は最後まで真剣に耳を傾けていました。

この講座で考えたこと、学んだことをきっかけに、日々どんな時でも、自分も相手も大切にする南陵生であれ‼︎

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幼高連携授業(家庭科)

9月11日(木)、家庭科の授業にて近隣幼稚園である藤ヶ丘幼稚園と授業交流を行いました。

生徒が作成した「おさんぽカード」をもとに藤野公園を園児と散策しました。異年齢集団との交流を通して、学校生活だけでは学ぶことができない多くの学びがありました。

沢山のふれあいを通して、心の通った交流となり、授業終了時の別れは寂しさもありました。生徒は園児と再会する機会を楽しみにしながら、教科での学習に励んでいくと思います。

本校は様々な活動を通して他者を思いやる姿勢を育てていきます。

  

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地域とともに咲かせる 花いっぱいの学び

8月29日(金)、本校の生徒が「花いっぱいの健康な町づくりボランティア」に参加しました。会場となった藤の沢小学校では、3年生1名と1年生3名が地域の方々とともに活動しました。

 

 

この活動は、地域のNPO団体「子ども達による花いっぱいの健康な町づくり」が主催し、藤野地区の小学校と協力して継続的に実施している取り組みです。花を育て、一輪挿しを作り、高齢者の方々に届けることで、「自然や人とのふれあい」「命を育てる体験」を通して心豊かな感性を育むことを目的としています。

当日は、小学生が高齢者施設に届けるための一輪挿しを制作しました。本校生徒たちは、その制作活動に入る前に、机や椅子の配置、用具の準備など会場設営を手伝いました。その後は各テーブルに分かれ、小学生が一輪挿しを作るのをサポートしました。

笑顔で優しく接する高校生の姿はとても頼もしく、地域の方々からも温かいまなざしを向けられていました。3年生だけでなく1年生も、生徒会活動や有志のボランティア活動に積極的に取り組んできた経験を活かし、落ち着いたふるまいが印象的でした。

午後からは小学生とともに高齢者施設を訪問し、心を込めて作った一輪挿しをプレゼント。本校生徒たちも同行し、世代を超えた交流の現場を体験する予定しました。

今後の予定

本校生徒は、今後も引き続き活動に参加します。

9月10日(水) 藤野小学校 … 3年生5名、1年生3名

9月18日(木) 藤野南小学校 … 3年生2名、2年生4名

この活動は、本校にとって今年で3年目の取り組みです。地域とともに歩みながら、生徒たちが実体験を通して成長できる貴重な機会となっています。

 

 

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夏季休業明け、学校再開‼︎

8月26日(火)、本校体育館にて夏季休業後集会が行われました。

集会に先立ち、書道部の生徒2名の表彰伝達が行われました。8月の高文連石狩支部大会において特選を受賞し、10月に釧路で開催される全道大会への出場が決まりました。さらなる飛躍が期待されます。

続いて、校長先生からのお話がありました。校長先生は「節目」をテーマに竹の成長を例に語られました。「しなやかで折れない竹の強さは節目があるからこそのもの。節作りにはじっくりと時間をかけ、できたなら、次の節目に向かい一気に強く高く伸びていく。今日から前期を締めくくる節目の期間。しなやかに柔軟性を持ちながら、この大切な期間を前向きに過ごしましょう。竹のごとく真っ直ぐ高く伸びよ。bamboo南陵‼︎」

 

気持ちを引き締めて、新たな一歩を踏み出した南陵生のこれからの活躍が楽しみです。

 

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【就職講習】

 夏季休業中の8月20日(水)から3日間の日程で、昨年度に引き続き、民間就職希望者を対象に「就職講座」が行われました。1日目は、むらや社労士事務所の村谷洋子様による、自己PR文の作成や集団面接の練習を通してのコミュニケーションや自己理解を深める方法について学びました。

 2日目は1日目の内容を受けて、札幌新卒応援ハローワークの丹羽雅美様による個別面接指導が行われました。このことにより、自己の志望理由を整理して他者にそれを表現する方法を学びました。

 3日目の最終日には、集大成として履歴書作成をスムーズに行うことができ、今年度の「就職講座」も実りある学びとなりました。

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藤野ふるさとまつり 運営ボランティアに参加しました!

8月2日(土)に行われた、藤野の夏の一大イベント。藤野ふるさとまつりの運営ボランティアに18名の有志生徒が参加してきました。

お祭りが始まる前から、まつりの実行委員の方々と一緒に会場設営を行い、始まってからは各班に分かれてさまざまな活動を行って「南陵高校生は頼もしい」との声を地域の方からいただきました。

また、開会式では今回のボランティアリーダーである3年山根君から「南陵高校は普段から地域の皆さまに様々な場面で支えていただいています。今日は私たちがこのお祭りを沢山サポートしていきます。」と元気に挨拶し、暑い中、最後の片付けまでしっかり頑張ってくれました。

生徒は地域の皆さま方とともに大きなイベントに関わり、充実した学びがありました。

南陵高校は地域と共に教育活動を行い、生徒を育てていきます。

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夏季休業前集会が行われました

 7月24日(木)、本校体育館にて夏季休業前集会が行われました。翌日25日(金)から8月25日(月)までの32日間が夏休み期間となります。

集会では、校長先生より

「こうして、みんなで顔を合わせて節目の景色を共有し、長期休暇へ向けた心構えのポイントを、この場で足並みを揃えて確認できることは、とても意義深い。この記録的な猛暑の中、本当に南陵生はよく頑張りました」と生徒たちへのねぎらいの言葉が贈られました。

 <南陵生 夏休みに向けた心構えのポイント>

  ❶「自分は大切な存在。命を守る基本軸」

  ❷「俯瞰(ふかん)して物事、自分の姿を捉えること」

  ❸「終わりは始まりのはじまり。別れの残影を笑顔に!!」

続いて生徒指導部長からは、生活に関する注意事項が伝えられました。事故やトラブルに巻き込まれないよう、自覚と責任をもった行動が求められます。

32日間の夏休み、南陵生皆さんが安全で有意義な時間を過ごし、心身ともにリフレッシュして再会の日を迎えられることを願っています。

 

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笑顔と絆が咲いた2日間!南陵祭2025ーみんなが主役。大きなチャレンジ。南陵万博2025ー

7月9日(水)・10日(木)の2日間、北海道札幌南陵高等学校では「第45回 南陵祭」が行われました。今年のスローガンは「南陵万博」。生徒たち一人ひとりが主役となり、アイディアと熱意を持ち寄ってチャレンジして創り上げ、大きな盛り上がりの南陵祭となりました。

▲ 総合優勝を果たした3年生がトロフィーを掲げる瞬間

総合優勝を果たした3年生がトロフィーを掲げる瞬間

初日:伝統と創造が光るステージ

体育館を中心に行灯披露やステージコンテスト、有志発表が行われました。各クラスが制作した行灯にはそれぞれの個性やメッセージが込められ、ステージでは歌やダンスなど、多彩なパフォーマンスが披露されました。

スポットライトに照らされるステージ出演者の背中

スポットライトに照らされるステージ出演者の背中

 

各クラスが制作した個性豊かな行灯の数々

2日目:笑顔が広がる縁日と、夜空を彩るフィナーレ


縁日や展示、PTAバザー、そして花火まで、多くの催しが行われました。生徒たちの工夫を凝らしたブースは、お化け屋敷やメイド喫茶、伝統的なゲームの会場など、来場者の笑顔があふれ、学校全体があたたかく賑やかな雰囲気に包まれました。

教室を装飾して行われた縁日ブースの一コマ

 

 

地域の支援もうけて今年も花火があがりました。

 

南陵だからこそ、一人ひとりの力をみんなで大切にし、ここだからこそ実感できる達成感がありました。南陵万博で生徒たちが示した“創造力”と“協働の力”は、これからの学校生活や未来への確かな一歩となることでしょう。

 

 

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「こころのトリセツ」を手に入れる ~1年生が学ぶセルフケアの時間~

6月25日(火)、1学年を対象に健康講話「自分を知ろう~自分を知ってセルフケアをする~」を実施しました。講師は本校スクールカウンセラーの佐藤由佳利先生です。

 講話では、「こころのトリセツ(取扱説明書)」というキーワードのもと、感情との向き合い方や、ストレスを感じたときの対処法について学びました。自分の思考のクセに気づき、気持ちを整理するためのヒントがちりばめられた内容に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 さらに、筋肉を一度緊張させてから緩める「筋弛緩法」や、色のイメージを用いたリラックス法などの実技も体験。日常生活の中で実践できるセルフケアを身をもって感じ取ることができました。

 「悩みは誰にでもある。だからこそ、自分を知り、自分でケアする力を身につけよう」という佐藤先生のメッセージは、生徒一人ひとりの心にやさしく響いたようです。

 本校では、今後も生徒が自分自身を大切にしながら、心豊かに成長できるような取組を継続してまいります。

 

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「地域を知ることから始まるボランティア」~1年生 認知症サポーター養成講座を受講~

6月25日(火)、1学年の「総合的な探究の時間」の一環として、認知症サポーター養成講座を実施しました。本講座は、地域の課題に目を向け、調査・研究・実践を通してボランティア活動へとつなげていく探究活動の第一歩です。

当日は、札幌市南区第2包括支援センターの飯島紀子 副センター長、渋谷洋子 保健師・介護支援専門員、そして南区介護予防センター定山渓の北條拓也 主任を講師としてお迎えし、「南区の現状を知る」というテーマのもと、高齢化社会における認知症の理解と支援について、具体的な事例を交えてお話しいただきました。

生徒たちは、真剣な表情で話に耳を傾け、ワークを通して高齢者との接し方や、認知症の方への適切な対応方法について学びを深めていました。

講座後の感想では、

「自分の周りの人が認知症になった時は、優しく接して、ゆっくりわかりやすく話したいと思いました。」

「認知症の人への対応について、知ることができてよかった。」

といった声が寄せられました。

今後、1年生はグループに分かれて地域の課題についてさらに調査・研究を行い、実際のボランティア活動や発表につなげていきます。本校では、こうした体験的な学びを通じて、生徒一人ひとりが地域と関わりながら、主体的に社会と向き合う力を育んでいけるよう、取り組みを進めてまいります。

 

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