自然と共に

南陵の風景

夏季休業前集会が行われました

 7月24日(木)、本校体育館にて夏季休業前集会が行われました。翌日25日(金)から8月25日(月)までの32日間が夏休み期間となります。

集会では、校長先生より

「こうして、みんなで顔を合わせて節目の景色を共有し、長期休暇へ向けた心構えのポイントを、この場で足並みを揃えて確認できることは、とても意義深い。この記録的な猛暑の中、本当に南陵生はよく頑張りました」と生徒たちへのねぎらいの言葉が贈られました。

 <南陵生 夏休みに向けた心構えのポイント>

  ❶「自分は大切な存在。命を守る基本軸」

  ❷「俯瞰(ふかん)して物事、自分の姿を捉えること」

  ❸「終わりは始まりのはじまり。別れの残影を笑顔に!!」

続いて生徒指導部長からは、生活に関する注意事項が伝えられました。事故やトラブルに巻き込まれないよう、自覚と責任をもった行動が求められます。

32日間の夏休み、南陵生皆さんが安全で有意義な時間を過ごし、心身ともにリフレッシュして再会の日を迎えられることを願っています。

 

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笑顔と絆が咲いた2日間!南陵祭2025ーみんなが主役。大きなチャレンジ。南陵万博2025ー

7月9日(水)・10日(木)の2日間、北海道札幌南陵高等学校では「第45回 南陵祭」が行われました。今年のスローガンは「南陵万博」。生徒たち一人ひとりが主役となり、アイディアと熱意を持ち寄ってチャレンジして創り上げ、大きな盛り上がりの南陵祭となりました。

▲ 総合優勝を果たした3年生がトロフィーを掲げる瞬間

総合優勝を果たした3年生がトロフィーを掲げる瞬間

初日:伝統と創造が光るステージ

体育館を中心に行灯披露やステージコンテスト、有志発表が行われました。各クラスが制作した行灯にはそれぞれの個性やメッセージが込められ、ステージでは歌やダンスなど、多彩なパフォーマンスが披露されました。

スポットライトに照らされるステージ出演者の背中

スポットライトに照らされるステージ出演者の背中

 

各クラスが制作した個性豊かな行灯の数々

2日目:笑顔が広がる縁日と、夜空を彩るフィナーレ


縁日や展示、PTAバザー、そして花火まで、多くの催しが行われました。生徒たちの工夫を凝らしたブースは、お化け屋敷やメイド喫茶、伝統的なゲームの会場など、来場者の笑顔があふれ、学校全体があたたかく賑やかな雰囲気に包まれました。

教室を装飾して行われた縁日ブースの一コマ

 

 

地域の支援もうけて今年も花火があがりました。

 

南陵だからこそ、一人ひとりの力をみんなで大切にし、ここだからこそ実感できる達成感がありました。南陵万博で生徒たちが示した“創造力”と“協働の力”は、これからの学校生活や未来への確かな一歩となることでしょう。

 

 

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「こころのトリセツ」を手に入れる ~1年生が学ぶセルフケアの時間~

6月25日(火)、1学年を対象に健康講話「自分を知ろう~自分を知ってセルフケアをする~」を実施しました。講師は本校スクールカウンセラーの佐藤由佳利先生です。

 講話では、「こころのトリセツ(取扱説明書)」というキーワードのもと、感情との向き合い方や、ストレスを感じたときの対処法について学びました。自分の思考のクセに気づき、気持ちを整理するためのヒントがちりばめられた内容に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 さらに、筋肉を一度緊張させてから緩める「筋弛緩法」や、色のイメージを用いたリラックス法などの実技も体験。日常生活の中で実践できるセルフケアを身をもって感じ取ることができました。

 「悩みは誰にでもある。だからこそ、自分を知り、自分でケアする力を身につけよう」という佐藤先生のメッセージは、生徒一人ひとりの心にやさしく響いたようです。

 本校では、今後も生徒が自分自身を大切にしながら、心豊かに成長できるような取組を継続してまいります。

 

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「地域を知ることから始まるボランティア」~1年生 認知症サポーター養成講座を受講~

6月25日(火)、1学年の「総合的な探究の時間」の一環として、認知症サポーター養成講座を実施しました。本講座は、地域の課題に目を向け、調査・研究・実践を通してボランティア活動へとつなげていく探究活動の第一歩です。

当日は、札幌市南区第2包括支援センターの飯島紀子 副センター長、渋谷洋子 保健師・介護支援専門員、そして南区介護予防センター定山渓の北條拓也 主任を講師としてお迎えし、「南区の現状を知る」というテーマのもと、高齢化社会における認知症の理解と支援について、具体的な事例を交えてお話しいただきました。

生徒たちは、真剣な表情で話に耳を傾け、ワークを通して高齢者との接し方や、認知症の方への適切な対応方法について学びを深めていました。

講座後の感想では、

「自分の周りの人が認知症になった時は、優しく接して、ゆっくりわかりやすく話したいと思いました。」

「認知症の人への対応について、知ることができてよかった。」

といった声が寄せられました。

今後、1年生はグループに分かれて地域の課題についてさらに調査・研究を行い、実際のボランティア活動や発表につなげていきます。本校では、こうした体験的な学びを通じて、生徒一人ひとりが地域と関わりながら、主体的に社会と向き合う力を育んでいけるよう、取り組みを進めてまいります。

 

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藤ヶ丘幼稚園との授業交流を実施しました

6月27日(金)に学校法人華園学園藤ヶ丘幼稚園との授業交流を行いました。今年で三年目となる授業交流では2年生の選択授業(発展体育)選択者と藤ヶ丘幼稚園の年長クラスが交流しました。

生徒は事前学習から幼稚園児の体力や技能を想像しながら、交流に向けた準備を行い、交流当日は高校生が考えた「ミニ運動会」を実施しました。

当日は天候も比較的涼しく、園児も一生懸命に体を動かすことができました。本校生徒の中には藤ヶ丘幼稚園を卒園した生徒も在籍しており、幼稚園から高校までの繋がりも深まっています。

本校は地域の方々の協力もいただきながら、地域をキャンパスとして生徒の成長をサポートしています。

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保育インターンシップを実施しました

6月10日(火)に学校法人札幌学園真駒内幼稚園の協力のもと、保育インターンシップを実施しました。昨年から始まったこの行事ですが、今回は参加者多数で9名の生徒が職員の皆様のご指導のもと保育職を体験することができました。

オリエンテーションでは石原範明園長から「安全に気をつけながら、人の成長を感じられる保育の魅力を感じてください」とお話をいただきました。

参加した生徒達は積極的に園児と交流し、人と関わる仕事の魅力を感じる1日となりました。

本校は地域と連携しながら、生徒の職業観を養い、進路実現をサポートしています。

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「ふれあい看護体験」を実施しました

2025年5月21日(水)、本校の2・3年生11名が、定山渓病院での「ふれあい看護体験」に参加しました。これは、医療・看護分野に関心を持つ生徒たちが、実際の医療現場での体験を通して将来の進路を考える貴重な機会となるもので、毎年実施している取り組みです。

今回の企画は、本校を卒業し、在学中から看護師を目指して努力を重ね、定山渓病院で看護師として活躍している卒業生がいたことをきっかけに実現しました。後輩たちに進路を考える機会を、と願ってくださったその想いが、多くの方々のご協力を得て形となったものです。

当日は、看護部長によるご挨拶と病院紹介に続き、感染予防に関するオリエンテーションが行われ、参加生徒は真剣な表情で講義に耳を傾けていました。その後、病棟に分かれて看護体験を行い、患者さんへの声かけやベッドメイキングなどを実際に体験させていただきました。

昼食後には、病棟スタッフの皆様との懇親会が開かれ、交流を深める座談会が行われました。生徒たちはそれぞれが感じたことや学びを発表し、看護職のやりがいや大変さへの理解を深めることができました。

参加生徒からは、「患者さんと関わる中で、自分の言葉が相手に安心感を与えられることを実感した」「実際に働く看護師の方々の姿から、プロ意識の高さを感じた」など、前向きな感想が多く寄せられました。

今回の体験を通して、生徒たちは医療現場の現実と魅力の両面を知ることができ、今後の進路選択において大きな刺激を受けたようです。

お忙しい中、生徒たちを温かく迎え入れ、丁寧にご指導くださった定山渓病院の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

 

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【地域貢献活動】南陵寺子屋隊を実施しました!

5月26日(月)・27日(火)の2日間にわたり、本校の生徒21名が近隣の児童会館にて「南陵寺子屋隊」の活動を行いました。

南陵寺子屋隊は、生徒会執行部が中心となり、小学生への学習支援やレクリエーションを通じて地域の子どもたちと交流を深めるボランティア活動です。今回は、藤野南小学校ミニ児童会館および藤野児童会館を訪問し、小学生の宿題や学習プリントのお手伝いを行ったほか、ドッジボールや鬼ごっこなどのレクリエーションを一緒に楽しみました。

参加した子どもたちからは、「一緒に勉強できて楽しかった」「また来てほしい」といった嬉しい声が寄せられ、生徒たちにとっても貴重な経験となりました。

本校生徒会では、地域に貢献する意識を育むことを目的に、今後も南陵寺子屋隊の活動を継続的に実施してまいります。

◇南陵寺子屋隊 誕生の背景

本校生徒会のメンバーが、令和6年度に深川市で開催された「高校生生徒会フォーラム(テーマ:生徒会×地域)」に参加した際、「地域の子どもたちに勉強を教える活動をしてみては?」というアイディアを出し合い、今年2月に第1回目の活動を実施しました。令和7年度は年間3回の実施を予定しており、活動の定着を目指しています。

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いのちの授業「交通安全講話」

5月26日(月)

 本校体育館にて「いのちの授業」として交通安全に関する講話が実施されました。

 講師には前田敏章氏をお招きし、「命とクルマ〜遺された親からのメッセージ ~」というテーマでご講演いただきました。

講師の前田氏は、ご自身の体験をもとに交通事故によって家族を失った悲しみと、その経験から私たち一人ひとりが命を大切にする意識を持つことの重要性や、車優先の考え方ではなく、交通死傷ゼロの真に豊かな社会を作ることが大切だと、力強く語ってくださいました。

講演後の謝辞では、生徒会長が感謝の言葉を述べ、講師に大きな拍手が送られました。

今回の「いのちの授業」を通して、“命の尊さ”をあらためて実感し、交通安全に対する意識をより一層高めることができました。今後も本校では、生徒の心に響く教育を実践してまいります。

生徒の声

「交通事故は被害者だけでなく、その家族の心や生活までも奪ってしまうことを知り、命の重さを改めて実感しました。私は“事故に遭わない・起こさない”ことを心に決めて、日々の行動に気をつけていきたいと思います。」

「運転する側も歩く側も、ちょっとした油断が命を奪う事故につながることを学びました。信号や横断歩道では必ず周囲を確認し、自分自身も加害者にも被害者にもならないよう意識して生活していきたいです。」

 

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ペットボトルキャップでつなぐ命と未来 ~エコキャップ運動に参加~

5月15日、生徒会執行部の生徒3名が、校内の各教室で日常的に集めてきたペットボトルキャップ5,160個(ワクチン6人分)を、札幌トヨタ藻岩店へ寄付しました。


今回が本校にとって初めてのエコキャップ運動への参加であり、生徒会が中心となって取り組んだものです。

集められたキャップは、札幌トヨタを通じてNPO法人エコキャップ推進協会に送られ、リサイクルによって得られた資金でワクチンが購入され、世界中の子どもたちに届けられます。

札幌トヨタでは、「小さなキャップでもみんなで集めれば大きな力になる」と信じ、子どもから大人まで誰でも自由に参加できるエコキャップ運動を支援しています。店舗には回収ボックスが設置されており、誰でも気軽にキャップを持ち込むことができます。
この活動は、NPO法人を通じて全国に広まりつつあり、環境保全と社会貢献の意識を広げるきっかけとなっています。

生徒会は、リサイクル活動が環境保護だけでなく、途上国の子どもたちの命を救う支援にもつながることを、校内外の多くの人に知ってもらいたいと願っています。
そしてこの活動をきっかけに、今後も継続してエコキャップ運動に取り組んでいきたいと考えています。

 

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