《着任のご挨拶》

　令和６年４月１日付けにて着任いたしました小川　政博（おがわ　まさひろ）です。

　私は、これまで根室管内中標津高校、日高管内浦河高校、十勝管内広尾高校の３校で２１年間教諭として勤めた後、根室管内羅臼高校、十勝管内音更高校、空知管内岩見沢東高校、石狩管内有朋高校において教頭、そして校長としてオホーツク管内清里高校、胆振管内白老東高校に携わり、この度、本校にやってまいりました。

　南区唯一の公立高等学校として、歴代多くの諸先輩校長に導かれ、昭和、平成、令和を駆け抜けてきた南陵高校に勤務できることは大変光栄であるとともに、地域の皆様からの力強い応援、支えをいただけますよう、活力ある教育活動を推進していかなければと身が引き締まる思いです。

清里高校と言えば「世界遺産知床の大自然を満喫する体験学習」、白老東高校と言えば、民族共生を象徴するナショナルセンター「ウポポイ」を擁し、「共生と地域創生を学ぶ地学協働学習」。校長として前任２校の学校魅力化に一定程度の成果を見て参りましたが、心機一転、「南陵高校と言えば」に続く「ならではの魅力づくり」への新たな希望を抱いて、精一杯取り組んでまいりたいと考えております。

　生徒の皆さんには、南陵高校で過ごす３年間、自他の個性を認め合い、自分の良さや得意とするところ、可能性を最大限に伸張させる中で、輝いていて欲しいと願っています。私をはじめ、教職員一同、生徒一人一人が個性や能力に一層磨きをかけ、成長し続けることができるよう教育活動の充実に努めていく所存であります。

　今後においても、保護者、地域の皆様方、その他関係に方々の本校への御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。