自然と共に

南陵の風景

保育体験インターンシップ(藤ヶ丘幼稚園)

 12月10日(水)藤ヶ丘幼稚園にて保育体験インターンシップが行われました。2年前から行われているこのインターンシップは今までも多くの生徒が参加し、非常に貴重な経験をさせていただいています。今回は本校男子生徒5名が参加し、幼稚園教諭としての1日を体験することができました。

 参加した生徒達は年中・年長など、それぞれの組に分かれて園児達の活動に参加し、外遊びや運動遊び等を行いました。生徒達は園児との時間を過ごす中で「人と関わる仕事に対する関心が深まりました!」と前向きな感想を持っていました。

 本校は地域のご協力もいただきながら、様々な体験を通して生徒の社会性を育んでいます。

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【地域貢献活動】第3回「南陵寺子屋隊」を実施しました!

12月1日(月)・2日(火)の2日間、本校の生徒会を中心とする生徒11名が、藤野南小学校ミニ児童会館および藤野児童会館にて「南陵寺子屋隊」の活動を行いました。

今回は、小学生の宿題や学習プリントのサポートに加え、ドッジボールや百人一首などのレクリエーションも一緒に楽しみました。子どもたちからは

「一緒に勉強できて楽しかった」「またドッジボールがしたい」

といった声が寄せられ、充実した時間となった様子がうかがえました。

特に今回は、これまで以上に熱心に学習に取り組む子どもたちが多く、児童会館の先生方も驚かれていました。高校生と関わる中で、学習への良い習慣が少しずつ育ってきているのかもしれません。

南陵寺子屋隊は、生徒会が主体となって地域に貢献する取り組みとして、今年度3回目の実施となります。

生徒会長の上田さんは「また来年も計画したい」と抱負を語っており、生徒会では今後も継続して活動を行い、地域の子どもたちとの交流をさらに深めていく予定です。

 

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高校生国際会議に6名が参加しました

12月3日・4日に北海学園大学で開催された「北海道高校生国際会議(HOKKAIDO STUDENT SUMMIT 2025)」に、本校から6名(3年生1名、2年生3名、1年生2名)の生徒が参加しました。

 今年度は全9校から100名を超える高校生が集まり、会場は活気ある国際交流の場となりました。

 

 2日間のプログラムでは、探究活動の発表を聞き、SDGsや世界の課題について留学生とともに英語で議論を行いました。後半の成果発表では、本校生徒2名がグループ代表として登壇し、英語と日本語を交えて堂々と自分の考えをスピーチしました。

 

◆ 生徒の声

会議後の振り返りでは、次のような前向きな感想が寄せられました。

「レベルが高かったが、理解できる部分もあり勉強になった」

「(英語でも日本語でも)たくさん発言できて、とても良い経験になった」

「もっと自分の考えを英語で伝えられるようになりたいと思った」

「英語にたくさん触れられて刺激になった」

「SDGsについてもっと深く学びたくなった」

 

 生徒たちは、難しいテーマにも積極的に向き合い、留学生とともに真剣にディスカッションに参加していました。


 また、「次年度も参加したい」という声もあり、今回の経験が大きな刺激となった様子がうかがえました。

 今回得た学びは、今後の探究活動はもちろん、国際的な視点をもって高校生活をより豊かにしていくきっかけとなることでしょう。

 

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進路オリエンテーションを実施しました

11月14日(金)の5・6校時に、1・2年生を対象とした「進路オリエンテーション」を実施しました。会場は南区にあるアパホテル〈札幌〉をお借りし、生徒はバスで会場へ移動しました。

今年度は、企業(公務員含む)10社、大学6校、専門学校37校のあわせて53校(社)に参加していただきました。生徒は事前に興味のある進路分野を三か所選んで申し込み、当日はそれぞれのブースを順に訪問しました。時間の都合上「三か所」を目安としていましたが、中にはそれ以上のブースを訪れた生徒もおり、積極的に進路研究を進める姿が見られました。

 

生徒の声:

「企業が差別化を図るために努力していること、社員を大切にしようとしていることなど、参加して初めて知ることが多くあり、ためになった。」

「学校の人と知り合えたことで、オープンスクール参加など、次の一歩が動きやすくなったと思いました。」 

学校の特色や学びの内容、仕事内容の魅力などについて積極的に質問し、進路選択への理解を深める姿が多く見られました。今回の経験が、今後の進路研究や志望理由の作成に役立つことを期待しています。

 

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地域とつながり、未来へ ― 進路プラス秋を実施しました

11月5日(水)本校体育館で、「進路プラス(秋)」を実施しました。


今回は2年生を対象に行いましたが、地域の企業や卒業生の皆さまのご協力を得て、社会の現場を知り、自分の将来を考える貴重な時間となりました。

この行事は、生徒が社会で働く方々の話を直接聞くことで、将来の進路や仕事への理解を深めることを目的としています。
今年は次の13の企業・団体にご協力をいただきました。

トヨタレンタリース新札幌、ISA、コープさっぽろ、ぬくもりの宿ふる川、ヤマト運輸、石上車輛、柳月、白洋舎、西山製麺、北海道エネルギー、野口観光ホテルプロフェッショナル学院、アート引越センター、札幌市役所(人事課)

このうち11社は本校の卒業生が勤務する企業で、さらに3社からは実際に卒業生が講師として来校し、社会人としての体験を語ってくれました。

講師の方々からは、「新入社員のころの気持ち」「仕事の中での楽しさや苦労」「高校生のうちにやっておくと良いこと」といったテーマでお話をいただきました。若い社会人としての率直な言葉に、生徒たちは熱心に耳を傾け、ワークシートに感じたことを丁寧に書き留めていました。

生徒たちはあらかじめ決められた3つのブースを順に回りました。進路指導部では、同じ分野が重ならないように組み合わせを工夫し、できるだけ多様な職種を知ることができるようにしました。

「やりがい、目標を持つことが大切だと感じた」「やりたい仕事に出会えるよう視野をひろげたいと思った。」「会社の中にも色々な仕事があることに気づけて良かった。」といった感想が多く寄せられ、学びの広がりを感じる一日となりました。

体育館の外は秋でした

地域で活躍する卒業生や企業の皆さまの温かいご協力に支えられ、生徒たちは社会に出る第一歩を実感することができました。
南陵高校ではこれからも、地域とともに生徒の未来を育む取り組みを続けていきます。

 

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1学年 インターンシップを参加者全員が完遂

【進路指導部・総合的な探究の時間】

10月24日(金)、1学年の生徒59名が、市内企業のご協力のもとで就業体験インターンシップに参加しました。
当日は参加者全員が無事に研修を完遂しました。

今回のインターンシップでは、次の企業・事業所の皆様にご協力をいただきました。

ENEOSウイング北海道支店、アベテック㈱、東光工栄㈱、㈱全道警備センター、一二三北路㈱、北央道路工業㈱、北札幌電設㈱、㈱ホクレン商事、北海道中央バス㈱、北海道ホールフーズ㈱、札幌塗装工業協同組合、アイ・リンク㈱

受け入れ企業からは、
「生徒のあいさつや姿勢がすばらしかった」
「早めに到着して準備をするなど、意欲が感じられた」
「質問しながら熱心に取り組んでいた」
といった嬉しい声が寄せられました。

一方、生徒たちからも、
「実際の職場の雰囲気を知ることができた」
「働く人の大変さややりがいを感じた」
「将来の仕事を考えるきっかけになった」
などの感想が聞かれ、貴重な学びの一日となりました。

今回の体験を通じて、生徒たちは社会で働くことの意味や責任を肌で感じ、今後の進路選択に向けて大きな一歩を踏み出しました。
ご協力いただいた企業・関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。

 

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エコキャップ運動への参加

 札幌トヨタ自動車が行っているエコキャップ運動に、生徒会執行部3名が参加しました。

 前回はペットボトルのキャップ5160個(ポリオワクチン6本分)を寄付しましたが、2回目となる今回は10320個(ポリオワクチン12本分)を寄付しました。

 札幌トヨタ自動車藻岩店の店長中村さんから「いつもご協力ありがとうございます。今後もお願いします。」と感謝の言葉をいただきました。

 南陵高校では、今後も校内でのペットボトルキャップの回収に取り組んでいきます。

 

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一日防災学校…講演会「災いから幸いへ」

 10月10日(金)、いのちの授業②「防災を考える一日」として、全校生徒が命の大切さと防災について学ぶ一日を過ごしました。午前中はシェイクアウト訓練・避難訓練と各学年がテーマに合わせて実施し、午後は「命を守る大切さを語りつなぐ」代表・三浦浩氏を講師に迎え、「災いから幸いへ」と題した講演会を学校全体で行いました。 

  4~6校時、講師三浦浩氏による「災いから幸いへ」と題した講演会。

 三浦先生は、少年時代に奥尻島での津波被災体験をもとに、紙芝居や歌を交えながら、命の尊さや生きる意味を力強く語ってくださいました。講演の随所で披露された歌には深いメッセージが込められており、生徒たちはその一つひとつの言葉に真剣に耳を傾けていました。また一緒に歌を歌う場面もああるなど、暖かい雰囲気に満たされていました。

 講演の後半では、ワークショップ形式の活動が行われました。「幸せって?」「ホワイトアウトしたときに車に備えておくと役立つものは?」「命を守るのは誰のため?」といったテーマでグループごとに話し合いが行われ、どの班からも活発な発言がありました。生徒たちは、命や防災について自分の言葉で考える貴重な時間を過ごしました。

 質疑応答では多くの生徒が手を挙げ、三浦先生のポジティブで温かい語り口に感動した様子が見られました。講演を通して「生かされた命に感謝」「無事が何より」というメッセージが強く心に響き、会場全体が深い感動に包まれました。

 最後に、生徒会長が感謝の言葉を述べると、体育館いっぱいに大きな拍手が響き渡り、三浦先生の思いと生徒たちの心が一つにつながる印象的な締めくくりとなりました。

 それぞれの活動を通して、生徒たちは命を守る力、仲間とつながる力、そして人を支える力について深く考える貴重な一日となりました。

 

 

 

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一日防災学校…1学年ver.「救う」~ジュニア防災教室・応急手当を中心に~

 10月10日(金)、本校では「命の授業②・防災を考える一日」として、1学年を対象に「救う~ジュニア防災教室~」を実施しました。講師には札幌市南消防署藤野出張所の消防士の方々と、北海道札幌市南消防団コスモス隊の皆様をお迎えし、災害時の応急手当を中心に学びました。

 

 講習では、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用方法を実際に体験しました。生徒たちは真剣な表情で講師の説明を聞き、互いに声をかけ合いながら取り組んでいました。 

 このほかにも、三角巾を使って、手や足を骨折した際の応急手当の仕方や、担架の使い方も学びました。

生徒からは、「AEDは音声の指示どおりにやれば簡単だと思っていたが、実際にやってみると意外と難しかった。体験できてよかった。」「人を助けるには勇気が必要だと感じた。」「大きな声を出したり、指示を出したりすることの大切さを学んだ」等の声が聞かれました。

 

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一日防災学校…3学年ver.「支える」~笑顔で考える避難所運営ゲーム Doはぐ~

10月10日(金)、命の授業②「防災を考える一日」を全学年で実施しました。

3学年では「支える」をテーマに、災害時に避難所をどのように運営し、地域の人々を支えることができるかを学ぶための防災ワークショップを行いました。

 

授業では、明るい笑い声が響き、「毛布を三枚!」「ストーブもう一台必要だよ!」などの声が飛び交いました。初めての体験にもかかわらず、生徒たちは積極的に意見を出し合い、真剣に、そして楽しく学ぶ姿が印象的でした。講師の飛驒剛先生(防災士・Doはぐ認定マスター)も、「これまでで一番多くの意見が出ているかもしれません」と笑顔で話されていました。

 避難所運営ゲーム「Doはぐ(ドゥ・ハグ)」は、北海道(道=DO)発の防災教育プログラムで、カードに書かれた課題をチームで話し合いながら解決していくシミュレーションゲームです。

たとえば「雪でぬれて震えて避難してきた人たちをどうしますか?」というカードでは、「ストーブの近くの部屋に避難させる」「寒そうな人に毛布を三枚渡す」「ストーブを二台に増やす」など、人を思いやる意見が数多く出されました。

また「避難所で中学生や高校生がお手伝いできることは?」という問いには、「物資の運搬」「設備の設営」「女性の困りごとには女子生徒が対応する」「高齢者と話し相手になったり、一緒に体操をする」など、自分たちにできる支援を真剣に考える姿が見られました。

 会場となった会議室では、小学校を避難所に見立てた活動が進められました。にこやかに協力し合いながらも、一人ひとりが真剣に地域での自分の役割を考える姿が印象的でした。笑顔と活気にあふれたグループワークの中で、「支える」ことの意味を深く学ぶ一日となりました。

担任の先生方からは、「グループワークを通して生徒たちがにこやかに意見を交わしながら楽しそうに取り組む姿が印象的だった」「災害時に“つながり”と“支え合い”の大切さを感じる良い機会になった」との声が聞かれました。

 

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