2025年5月の記事一覧
いのちの授業「交通安全講話」
5月26日(月)
本校体育館にて「いのちの授業」として交通安全に関する講話が実施されました。
講師には前田敏章氏をお招きし、「命とクルマ〜遺された親からのメッセージ ~」というテーマでご講演いただきました。
講師の前田氏は、ご自身の体験をもとに交通事故によって家族を失った悲しみと、その経験から私たち一人ひとりが命を大切にする意識を持つことの重要性や、車優先の考え方ではなく、交通死傷ゼロの真に豊かな社会を作ることが大切だと、力強く語ってくださいました。
講演後の謝辞では、生徒会長が感謝の言葉を述べ、講師に大きな拍手が送られました。
今回の「いのちの授業」を通して、“命の尊さ”をあらためて実感し、交通安全に対する意識をより一層高めることができました。今後も本校では、生徒の心に響く教育を実践してまいります。
生徒の声
「交通事故は被害者だけでなく、その家族の心や生活までも奪ってしまうことを知り、命の重さを改めて実感しました。私は“事故に遭わない・起こさない”ことを心に決めて、日々の行動に気をつけていきたいと思います。」
「運転する側も歩く側も、ちょっとした油断が命を奪う事故につながることを学びました。信号や横断歩道では必ず周囲を確認し、自分自身も加害者にも被害者にもならないよう意識して生活していきたいです。」
ペットボトルキャップでつなぐ命と未来 ~エコキャップ運動に参加~
5月15日、生徒会執行部の生徒3名が、校内の各教室で日常的に集めてきたペットボトルキャップ5,160個(ワクチン6人分)を、札幌トヨタ藻岩店へ寄付しました。
今回が本校にとって初めてのエコキャップ運動への参加であり、生徒会が中心となって取り組んだものです。
集められたキャップは、札幌トヨタを通じてNPO法人エコキャップ推進協会に送られ、リサイクルによって得られた資金でワクチンが購入され、世界中の子どもたちに届けられます。
札幌トヨタでは、「小さなキャップでもみんなで集めれば大きな力になる」と信じ、子どもから大人まで誰でも自由に参加できるエコキャップ運動を支援しています。店舗には回収ボックスが設置されており、誰でも気軽にキャップを持ち込むことができます。
この活動は、NPO法人を通じて全国に広まりつつあり、環境保全と社会貢献の意識を広げるきっかけとなっています。
生徒会は、リサイクル活動が環境保護だけでなく、途上国の子どもたちの命を救う支援にもつながることを、校内外の多くの人に知ってもらいたいと願っています。
そしてこの活動をきっかけに、今後も継続してエコキャップ運動に取り組んでいきたいと考えています。
花いっぱいの学校に! 〜心を込めた花壇づくり〜
今年度も花壇ボランティア活動が始まりました。
この活動は、「生徒たちに、身近な場所でボランティア活動を経験してもらいたい」という思いから始まり、毎年多くの生徒が参加し、学校の玄関前を彩ってきました。
今年度はさらに一歩進め、生徒たちが「植えるだけ」の一回限りの活動にとどまらず、自分たちで花壇のデザインを考え、冬になるまでの間の手入れにも関わることで、より多くの経験と学びを得られるように工夫しています。花壇づくりを通して、学校環境を自分たちの手で美しくすることに、喜びと誇りを感じてほしい――そんな担当教員の願いが込められています。
3年生の中で一番最初に手を挙げてくれた6名が、草丈や色の異なる花々をどのように組み合わせ、どんな形に植えるか、それぞれが試行錯誤しながら、自分たちの「ガーデン」をデザインしました。
5月9日(金)の植え込み作業日には、過去最多の生徒51名が参加。6つの「ガーデン」に加え、ラベンダーの植え付けを担当する「ラベンダー隊」の7つの班に分かれて作業を行いました。PTA役員の保護者4名と教員も加わり、総勢60名以上で花の苗を植えました。昨年度を10名以上上回る参加者に恵まれ、慣れない作業に戸惑いながらも、互いに協力し合いながら、生徒玄関前の花壇を見事に完成させました。
5月13日(火)には、各班の班長・隊長7名が再び集まり、各ガーデンの看板を製作しました。翌日からは、日替わりで班ごとに集合し、草取りや枯れた花の除去など、花壇の手入れ作業に取り組んでいます。
たくさんの方々のご協力のもと、学校の顔ともいえる花壇が色とりどりに彩られました。
花壇づくりに込められた生徒たちの思いや、日々の手入れの様子は、学校生活の中に温かな彩りを添えています。これからも、花とともに変化していく花壇の姿を、生徒たちの成長と重ねながら大切に見守っていきたいと思います。
2学年 進路学習「自己啓発セミナー」を実施しました
令和7年5月1日(木)、本校4階多目的教室にて、2学年生徒(47名)を対象とした進路学習「自己啓発セミナー」を実施しました。本セミナーは、総合的な探究の時間の一環として行われ、生徒の自己理解・他者理解を深め、今後の進路目標の設定や達成に向けた意識を高めることを目的としています。
当日は、「地球はメリー・ゴーランド」代表の田村睦美様を講師にお迎えし、「コミュニケーションカード」を活用したワークショップを行いました。カードを使った対話やグループ活動を通して、生徒たちは自分の価値観や考え方を言語化し、他者との違いにも気づくことができました。
セミナー後には、「普段の授業では気づけない自分の一面を知ることができた」
「友達の意外な考え方が聞けて新鮮だった」
といった感想も多く聞かれ、生徒たちにとって貴重な学びの機会となりました。
今後も、本校では生徒一人ひとりが自分の進路について深く考え、前向きに行動できるような学習の機会を大切にしてまいります。
現在お知らせはありません。
令和7年度も昨年度に引き続き「いのちの授業」をおこなっています。
1回目は5月26日(月)に実施されました。
〒061-2292
札幌市南区藤野5条10丁目1-1
011-591-2101(事務室)
011-591-2102(職員室)
011-591-2107(FAX)
【公共機関(じょうてつバス)】
札幌駅/真駒内駅 から
定山渓/豊滝/簾舞/藤野 方面
・藤野3-11 下車:徒歩15分
・藤野4-11 下車:徒歩6分
※本校生専用バスもあります
路線図/時刻表等詳細はこちら
(外部リンク:じょうてつバスHP)
(外部リンク:北海道教育委員会)
(外部リンク:北海道教育委員会)
令和7年度
学校いじめ防止基本方針はこちら(pdf)
令和7年度
札幌南陵高校部活動方針はこちら(pdf)
北海道札幌南陵高等学校ウェブページについての運用指針(pdf)